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何かJavaScriptとかVimとかMacとかに関係してそうな深淵から覗かれる者

“Web制作者のためのGitHubの教科書” という本を共著させてもらいました

Web制作者のためのGitHubの教科書 チームの効率を最大化する共同開発ツール

Web制作者のためのGitHubの教科書 チームの効率を最大化する共同開発ツール

インプレスさんより、10/24発売予定の Web制作者のためのGitHubの教科書 という本を、弊社の原さん、紫竹さん、ドワンゴの塩谷さんという布陣で共著させていただきました。

以前の書籍でお世話になった編集さんに声をかけていただいて、メンバー集めのところから入っていったのですが、何だか色々あり当初の予定よりも発売遅れてしまい、関係各位には申し訳なかったです…。

今回の本は名前の通りテーマとしては普通のWeb制作をしている(プログラミングとかじゃなくても)方々にも気軽にGitHubを使えるようにというものでした。

既刊の書籍でもGitHubの機能や使い方などが詳しく書いてある良い書籍があるのですが、この本の要件としては上記のように今までGitHubの名前は聞いたことがあるけど…というような方々をターゲットにしています。

とはいえ、塩谷さんのブログにも書かれていますが、執筆中にどんどんとGitHub関連の書籍が発売されていて大変にビビってました。

が、最初のころに「分かりやすいように会話文形式をメインに実際のWeb制作の案件をやっていく過程を書いていく」というコンセプトは特色が出ているかなと思います。

執筆しているときにも聞いたりしたんですが、案外GitHubを使うことに抵抗がある…という方は多いようで、便利なんで少しでもそういう抵抗が無くなればいいなーという感じで執筆しています。

そんなこんなで初めての会話文形式での執筆なんですが、思った以上に難しくて所々難航してしまいました…。あとは共著なので、全部の章が出揃ったあとに会話文の調整などや、より分かりやすい表現にするなどの作業も結構出てきました。

色々と難航しましたが、GitHubでの共同作業についてはプロジェクトとかでやっていないと案外どういう風に進めていけばいいのかというのが分からないところもあると思いますが、そういう方におススメできるように書いているので、購入を検討してもらうと嬉しいっす。

それにしても、1年くらい前に生まれて初めて書籍執筆の機会をいただいたというのに、あれよあれよと3冊目ということで人生どう転ぶか分かりません。

共著したフロントエンド養成読本が出ました

フロントエンドエンジニア養成読本 [HTML、CSS、JavaScriptの基本から現場で役立つ技術まで満載! ] (Software Design plus)

フロントエンドエンジニア養成読本 [HTML、CSS、JavaScriptの基本から現場で役立つ技術まで満載! ] (Software Design plus)

お久しぶりのエントリになりますが、表題のとおり、技術評論社さまから「フロントエンド養成読本」という本が7/1に発売されましたので、その宣伝になります。

こちらの本のコンセプトとして「現状の広範囲なフロントエンドに必要な技術を、必要十分な程度に紹介する」というものになるかと思います。目次などを見てもらえると分かると思いますが、近年フロントエンドエンジニアに必要とされている技術の概要はほぼ網羅しているのではないかと思います。

もちろん、一つ一つのテーマはページ数の関係で、思いきり深いところまで紹介するということはできませんでしたが、それでも、その技術を使うにあたって情報を調べる足がかりになると思います。

個人的には自分はこの業界に入ったときにこういう本があれば、とても良いなあという感じにするように書いたつもりです。しれっとVimのことを書きたいと思いましたが、俺の技量では無理でした。

本書のなかにもありますが、最近の フロントエンドエンジニア という職種は知っておかなければいけない知識の範囲というのが広範になっています。自分も「必要になったときドリブン勉強法」なのですが、それでもWeb業界に入ったばかりの方や、元々サーバエンジニアなどの他の職種の方などが「最近のフロントエンド事情」を知ろうと思うと、今回の本の内容はもちろんネットで調べたりしても出てくるものなんですが、やはり体系的に調べようと思うと情報が あり過ぎ て大変になると思います。

そんな中の一つの道標的に使える書籍になっているんではないかなと思います。

執筆は結構ハイスピードに進んでいましたが、自分はケツから数えた方が良いくらいにスピード出ませんでした。ごめんなさい。見本誌を改めて読んでみましたが、全編通して読んでも結構面白い書籍になってるんじゃないかなと思いました。

ということで、みなさん買っていただくと嬉しいです。