Life goes on

何かJavaScriptとかVimとかMacとかに関係してそうな深淵から覗かれる者

単純な話では無いよねえ

Web屋が主張するリキッドレイアウトに騙されてはいけないという話について - 簡潔で覚えやすいタイトルを3秒で思いつく程度の能力
一連の話を読んでて中々難しい話だなあと思いましたので、ブログに書いてみた。

これってブコメにも書いたんですが、要はリキッドでも使いやすいと言うデザインが大前提なんだけども、結局使いにくいよねって事ですよね。やっぱり、最大の横幅にして見た目を検証したりと言う作業が必要になってくるんだろうけども、どの横幅でも使いやすいと言うデザインは難しい上に検証もしにくい気がします。ミニマムの横幅で検証はできても、どの位ユーザーがでかいモニタを並べてるとか結局作る時って分からないし、分かったとしてもそのマックスの幅で見やすいと言うデザインは相当ムズいんじゃなかろうか。

で、その際に色々と不都合なIEを無視すると言うのも一つの手段だとは思います。結局全部のブラウザで一緒の見た目にすると言うのも出来ないと言うか、割に合いませんしね。

仕事でやる分にはそもそも、でかい横幅ってのはデザイナーが考える物なのか、コーダーなのかって問題も出てくるだろうしなあ。と言う事で、色々な状況を鑑みるに難しい問題だなあと考える次第。個人的な好みだと海外のブログとか、会社のページで上手くリキッドになってる所とかは好きですけど。現実問題そこまで、みんな横幅って変えて見てるかと言われると微妙な訳で…。実際の所は「ちょっと横幅を変えて見たら、なんかしらないけどコンテンツも広がって見やすくなった」位をユーザーが思えれば良いのかなあと言う落とし所かな。

最近は特に制作側のコダワリとユーザーの思惑と言うのが合致しないと言うのを結構見てるので、制作側として見たらあまり拘り過ぎないで視点を変えて見ても良いかなと思ってます。結局気を使ってもユーザーが見てないと意味ないし。

まあ、ウチのクライアントで「リキッドレイアウト」とか「エラスティックデザイン」とかいってくる所って無いんですけどもね…。